新型コロナで一気に加速した完全リモートの潮流。 営業やお客様サポートといった対人業務のニューノーマルを考えるにあたり「身体性のDX 」は大きな課題です。
当社では、対人で遂行されてきた業務(インパーソン・プロセス)を3DCG、XR技術を使用して「場」ごと丸ごとバーチャル化して、完全リモートで遂行するためのソリューション・コア「ROOM」の活用を進めています。
ROOMは以下のスペックをもったクラウドサービスです。 2人以上のコミュニケーション・シーンでROOMを共有することで、目的達成(プロジェクトゴール)に向けた生産性向上や付加価値の拡大を支援できればと願っています。
● バーチャルな空間とアクセスの共有、記憶化
● コミュニケーションTech の融合
● AR、VRによる情報体験
● 遠隔でのコラボレイティブワーク
ROOMはサービスですが、お客様それぞれが取り組む「対人業務のDX」をROOMにデザインすることができます。そのためには、技術とビジネスケースの両面からの設計・実装が必要となります。
ROOMはひと言でいうと PCブラウザでアクセスする3DVR空間です。 ROOMには以下の機能があります。
ROOM空間ベース
チームで利用する3D空間(バーチャルな会議室のようなもの。)利用目的にあわせROOM内デザインを変更、カスタマイズ。
ROOMアシスタント
バーチャルヒューマン(VH:3DCGリアルアバター)がコンシェルジュ的な役割をする。 チャットでQすると、VHが簡単な対応も。
VRチャット
同時にログインしているメンバーの姿を簡易アバターとして感じながら、テキストでチャット。
ビデオ通話
いわゆるWeb会議機能。ROOM内からそのままビデオ通話を開始できる。画面共有も可能。
デジタル資料の共有
Webブラウザ対応の資料ならそのまま表示、ファイルベースならUp & Down Loadして共有。
動画自動再生、視聴
ROOM内のメインモニターで動画自動再生、あるいはリストから選択して視聴。動画コンテンツは別途用意。
タスク管理
タスクボード管理。掲示板に最新のタスクカードを掲示。会議ログやTodoリスト、ニュースなど、チームで共有したい情報や状態を記録して共有。
招待機能
ROOMへの招待機能。招待されたユーザーは、ROOMにログインして、ROOM内に記録された情報をそのまま(同僚や上司と)共有できる。Web会議等ROOM標準機能も使用可。
ROOMにアクセス(ログイン)するとROOMアシスタントが声を掛けてきたり、メッセージを伝えたりします。ROOM内を自由に歩き回れるユーザー(ログイン者)は、同じ「場」にアクセスしている他のユーザーの姿を簡易なアバターとして確認することができ、チャットもできます。Web会議機能を使う他にも、自動動画再生や、バーチャルヒューマンによるプレゼン機能で、商品・サービスに関する情報をお伝えすることが出来ます。
※バーチャルヒューマンによる自動プレゼンコンテンツは、別途制作を承ります。(ROOMアシスタンとは別機能です)
ROOMの使い方はいろいろ。例えばこんな利用法
VIPカウンターやラウンジとして
語学教室やカウンセリング相談に
プロジェクトルーム社内/お客様と共同で
バーチャルオフィスに
目的/役割に応じて使い分ける(複数使用する)ことをおすすめします。1つのROOMを多機能化するよりも、目的に応じてコンテンツとコミュニケーション手段を絞ることが、使い易さ(お客様へのわかり易さ)につながると思うからです。
1.例えば、ラウンジのようなフリー・コミュニケーションの場
2.例えば、英会話や資格取得のための個人レッスンの場
3.例えば、皆に共通の公開情報を元に、個別にカスタマイズする場
目的に応じて、ROOM空間ベースの広さやバリエーションの数は異なり、デザイン、レイアウトは個別に指定(制作)可能です。
私たちは、単にROOMを制作・提供するだけでなく、ココで行われるビジネス活動やサービス提供のアクセラレーション・デザインをお手伝いしたいと願っています。
ROOMは、ビジネス遂行/サービス提供者(運用者)向けログイン機能と、ユーザー向けログイン機能の2つを持ちます。例えば、営業活動でRoomを使用するケースで、お客様醸成を行う営業にとって必要な支援機能、ナッジとなる機能をROOM内に設計するという考え方です。
ナレッジワークスは、このROOMを営業・接客業務のDXベースにご利用頂きたい、ROOMで対人業務のDXをご支援したいと考えています。ご興味のある方は是非お問い合わせください。
営業プロセスをバーチャル化するには、ざっくり言って、互いに行き来できる2つの舞台(バーチャル空間に創りだす考え抜いた「場」)が必要になります。 1つめは、営業活動の源となる ”自社商品への興味喚起” と ”商品に関する知識習得” の場であり、ここではVRや3DCGを使用したライブ感や双方向感あるVR展示を舞台装置として(DXして)、お客様の興味・印象を深めます。
2つめは、アフター展示会とも言えるフェーズで、興味をもったお客様に、そのまま自社商品を選択してもらえるよう細かな要求に対応しながら自社優位へと導く舞台です。ここでは見込客と担当営業がチームとなって、メタバース上の専用ルームで商談の醸成を行います。
サービスや事業に関すること、ご依頼までどんなことでもご相談ください